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グッドデザイン・ロングライフデザイン賞

鬼目ナット®︎ が「2022年度 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞

株式会社ムラコシ精工の 鬼目ナット®︎ がこの度「2022年度 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。今後も、製品のさらなるデザイン性・機能性の向上を目指し、製品開発に取り組んでまいります。

ロングライフデザイン賞とは

ロングライフデザイン賞 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞は、長年にわたり人々の支持を受けて活躍し続けるデザインに贈られる賞として1980年に開始されました。
審査がおこなわれる時点で10年以上継続的に提供され、また、以降も継続して提供されると想定できるものを対象とし、広く一般のユーザーや製造者より推薦されたデザインに対して選考、審査を行い、価値を讃えるとともに、そのつくり手を顕彰しています。

商品概要

当社は1918年に村越鉄工所としてネジの製造販売の会社として創業しました。
1960年代の高度経済成長期、取引先のミシンメーカーよりミシン台を分解した状態で輸送できないかと相談をいただきました。
当時のミシンは机と一体化したような形状でとても大きく、組み立てた状態での輸送が主流で、空気を運ぶような輸送の無駄が多い状態でした。
また、当時はビス等で組立を行う為、組立後の分解・再組立が難しい状態でもありました。
そこで、木部に受け金物を打ち込むことによって部材同士の安定した締結ができる打ち込みナットを開発、それぞれの課題を解決する製品を作りました。

その新しい打ち込みナットを作るにあたり、日本で古くより木工用のヤスリとして使われていた「鬼目ヤスリ」の突起形状が発想の原点となりました。

試作を繰り返すことにより、木部へ入りやすく抜けにくい突起形状の打ち込みナットとなりました。
ミシンだけでなく、それまで完成品で輸送されていた机やキャビネット等が、天板と脚部等の部材の状態で輸送する事が可能になりました。
その結果、梱包荷姿を大幅に縮小することができ、輸送コストや輸送エネルギーの削減につながりました。
第一次オイルショックによる燃料費の高騰もあり、「鬼目ナット」は家具メーカーを中心に急速に普及し、その後のノックダウン式家具(組立式家具)の礎を築きました。
家具を分解可能とする事でその後の分別処理のしやすさにも貢献しております。MDFやパーチクルボードなど、ビスでは締結力に不安があるような木質材料にも使用でき、素材にも影響を与えるなど、家具製造業界に大きく貢献いたしました。

今日では、家具メーカーだけでなく、音響メーカーや弱電メーカーなどに幅広く普及し、必要不可欠な存在となっております。

鬼目ナット

審査員のコメント

【私の選んだ一品展】挿入ナット / 鬼目ナット
【審査委員名/コメント】
橋倉 誠/ 60年代に組立式ミシン台を実現するために生まれたこの鬼目ナットは、家具などの部材の結合に今や欠かせないものになっている。
環境にも優しい容易な組立分解やフラットパックでの輸送を可能にし、DIYの幅も広げた。
表には見えない小さなナットが、モノ作りを支えている。素直に機能を追求したかたちは彫刻的でどこか愛らしい。

2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞概要ページ

https://www.g-mark.org/award/describe/54592

私の選んだ一品 2022年度グッドデザイン賞 審査委員セレクション

日時 2022年10月7日(金) - 11月6日(日) 11:00-20:00 会期中無休/入場無料
会場 GOOD DESIGN Marunouchi  https://www.g-mark.org/gdm/access.html
東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F

ロングライフデザイン賞の展示会は11月以降の予定です。
決まり次第お知らせにてご報告いたします。

商品のご購入・お問い合わせ

鬼目ナット®︎ は弊社オンラインショップで1つからご購入が可能です。

鬼目ナット®︎ をはじめ各商品の詳しい情報をお知りになりたい場合は、オンラインカタログやお問い合わせフォームをご活用ください。
また、弊社新宿ショールームでは実物のご確認もできますのでお気軽にお越し下さい。